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雑記ブログ

映画「アメリカン・ビューティー」感想

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NETFLIXで「アメリカン・ビューティー」を見ました。

この映画は、アメリカンドリームをもじっているんですかね。

見ている最中から気になっていましたが、

アメリカンドリームが和製英語だったら、アメリカ人は知らないかとか

思いつつ見終わりました。

 

調べてみると、アメリカンビューティーというのは、

薔薇の品種らしいです。

物語にも薔薇はよく登場します。

 

 

 

 

あらすじ、感想

ある日、お父さんレスターが娘ジェーンの友達アンジェラに一目ぼれしてしまいます。

娘の友達アンジェラというのは、モデルになりたい、いわゆる勘違いやろうで、

対して有名でもないのに、この前カメラマンに抱かれたなど言ってしまう女です。

 

 

そんなことも知らず一目ぼれしてしまうのですが、

正直最初のお父さんのレスターが痛々しくて見れません。

 

 

娘の友達のアンジェラに最初話した時から、

好きなの丸わかりな態度。

娘がシャワー浴びている時に、娘の手帳を勝手に開き、

娘の友達のアンジェラに電話をかけ、声を聴いた瞬間

電話を切ってしまうという

なんとも痛い父親なのです。

 

 

ただ、この痛さもすぐになれます。

というのは、出てくる登場人物全てが

一癖ある人物だらけだからです。

 

娘は、盗撮されている同い年の隣人リッキーにも関わらず

恋に落ちたり。

など、とりあえず癖だらけの登場人物。

 

 

そんな癖だらけの登場人物だらけのせいもあってか、

かなり映画には集中できます。(笑)

物語は、最初から最後まで人間関係がドロドロな感じです。

レスターの奥さんが不倫したりと

結局、人間はこういうのが好きなんですかね(笑)

 

 

この物語のキーワードは「美」です。

隣人リッキーは、恋人のジェーンに

いつの日か撮影した鳥の死体のビデオを見せます。

また、風に舞っている白い袋を見せます。

なぜこんなものを撮影したのかとリッキーに聞くと、

美しかったから。

 

 

「美」というのは、人によって違います。

人によって違う「美」が詰め込まれた作品です。

僕は好きな映画でした。

 

最後のレスターの囁きもよかったです。